おかげさまで定員に達しましたので、お申し込みを終了いたしました。
多数のご応募ありがとうございました。

交流セッション~話し合いましょう~

日時:6月21日(日) 10:00~12:00
会場:国際ファッションセンター 会議室 アクセス

定員 各25名/参加費 無料

交流セッションは、食育に関する6つのテーマで行います。

具体的な取組事例を通して、食育活動の課題(もやもや)を出し合い共有し、解決の方向性を見出していくことをめざします。交流セッションを通して出会った方々とのつながりを活かし、その後の食育の活動へつなげていけるような場とします。

関心のあるテーマをお選びいただき、ぜひご参加ください!

様々な方にご参加いただきたいと考えています。

交流セッションにご参加される方は、オープニングセッション(6月20日)、クロージングセッション(6月21日)もぜひお申込みください。

テーマ1共食による人の輪づくりを考える~家庭内の共食・地域内の共食~

内容

家庭内の共食の推進、地域の中での共食の推進について「語り手」からの事例報告を基に、共食を実践的にどのように進めていったらよいかについて意見交換・情報交換を行います。

参加対象者

食育に携わっている方及びこれから食育に携わろうと考えている方(自治体職員、市民団体・食育活動を行っているグループ、食品関連事業者など)。

ファシリテーター

滝村 雅晴 氏

滝村 雅晴 氏
(パパ料理研究家、株式会社ビストロパパ 代表取締役)

パパ料理研究家、株式会社ビストロパパ 代表取締役、内閣府食育推進会議 専門委員、大正大学客員教授、日本パパ料理協会会長飯士。
パパ料理・親子料理で、家族の食育・共食と健康作り、ワークライフバランスを広める、日本で唯一のパパ料理研究家。料理教室やセミナー講師、NHK「かんたんごはん」、NHK教育「まいにちスクスク」の出演、 NHKラジオ第一「すっぴん!」毎週水曜日料理コーナーレギュラー コメンテーターほか、TV・ラジオ番組出演、メディアでの連載、各種料理プロジェクトの企画・プロデュースなど、パパ料理の普及・啓蒙活動を行う。  
「ビストロパパ~パパ料理のススメ~」(http://www.bistropapa.jp/blog/)は、9年以上毎日連続更新中。
主な著書:『ママと子どもに作ってあげたい パパごはん』(マガジンハウス)、 『パパ料理のススメ 父親よ大志を抱け』(赤ちゃんとママ社)、『新しいパパの教科書』(執筆協力、学研)。川崎市立小学校PTA会長、京都府出身、神奈川県川崎市在住。

語り手

清水 さだ子 氏(埼玉県鳩山町「食」コミュニティ会議 会長)
EAT&ART TARO 氏(現代美術アーティスト すみだ食育推進リーダー)

ファシリテーターからのメッセージ

ひとが、共に食事ができる回数は「有限」です。

自らが病気になっていたら。
相手が入院していたら。
誰かが遠くに行ってしまったら。
自分が単身赴任で家族と離れてしまったら。
両親が介護になったら。

家族が、友人が、いっしょに食事ができるのは、当たり前ではありません。
食べたい人と、いっしょに食事ができることは、とても恵まれたことです。

手に入れている当たり前のことほど、その大切さを忘れてしまいます。

「一緒にごはんを食べる」

当たり前のことの繰り返しが、どれだけ素晴らしいことか。

本人が、パートナーが、友人が、子どもたちが、地域の人が、いっしょに食べることで、
どれだけの笑顔が増えていくか。

どうしたら、もっとみんないっしょにごはんを食べる回数が増えるのか。

どうしたら、いっしょに食べたくなるのか。

皆さまと考えていきたいと思います。

テーマ2「地域と連携した食品関連事業者の食育」を考える

内容

食育に関心を持っていない人々も含めた消費者との接点を多く有しているなど食品関連事業者としての特質を踏まえ、地域と連携した食品関連事業者の食育をどう進めていくかを考えます。

参加対象者

食育に携わっている方及びこれから食育に携わろうと考えている方(自治体職員、市民団体・食育活動を行っているグループ、食品関連事業者など)

ファシリテーター

二瓶 徹 氏

二瓶 徹 氏
(株式会社テロワール・アンド・トラディション・ジャパン 代表取締役)

大学院で農学と社会学を専攻後、開発途上国への政府開発援助(ODA)へ従事し、その後、国内にて機能性食品開発や地域食品の振興、食環境整備の食育等に携わる。 近年は異業種連携による食育推進のプラットフォーム構築やフランス政府から名誉招待を受け講演、NHKに専門家としての出演等も行う。
今年5月開幕「ミラノ万博」の公式サポーターに就任するとともに、現在、フランスに鰹節工場建設プロジェクトに携わり、国内外に日本の伝統食品のプロモーションを行っている。

語り手

西岡 啓太郎 氏(株式会社京急ストア 営業本部 営業計画部長)
松田 由美子 氏(株式会社モスフードサービス 社会環境グループ グループリーダー)
早川 立 氏(山崎製パン株式会社 営業教育研修部長)
杉山 智美 氏(東京ガス株式会社「食」情報センター 主幹)
黒川 亜紀子 氏(公益財団法人ライオン歯科衛生研究所 口腔保健部 主任歯科衛生士)

ファシリテーターからのメッセージ

望ましい食生活を保つには、日ごろ食品を購入・飲食する場である「食環境」を整えることが大事です。 しかし、多様な生活構造や社会環境を考えると、そう簡単に効果のある取組ができるわけではありません。

本セッションではみなさんの声をお聞きしながら、みなさんと企業、そして地域がどのように連携していけばいいか、その方向性を導き出したいと思います。

テーマ3食育と環境を考える~もったいない!年800万トンの食品ロスを減らそう!~

内容

食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品のことです。日本では「食品ロス」は、一年間に500~800万トン(平成23年度推計)も発生しています。 これは、なんと!我々の 主食であるお米の年間収穫量(*)にも匹敵し、世界の食料援助量をも上回る膨大な量です。

たくさんの人がお金と時間とエネルギーを使って作った食べ物をこんなに捨ててしまうなんて、もったいないと思いませんか?食品ロスが発生する要因はさまざまで複雑なので、一つの組織だけで解決するのはとても難しい問題です。 事業者・団体・自治体・家庭など、それぞれの立場で食品ロスを減らすためにできることを地道に継続することが大切です。そのための方法を一緒に考えていきましょう。

* 約850万トン。平成24年水稲の主食向け

参加対象者

食品ロス削減に携わっている方、及び、これから食品ロス削減に携わろうと考えている方
(自治体職員、市民団体・食育活動を行っているグループ、食品関連事業者、教育関係者など)

ファシリテーター

井出 留美 氏

井出 留美 氏
(株式会社office3.11 代表取締役 博士(栄養学) 消費生活アドバイザー
女子栄養大学/石巻専修大学 非常勤講師)

ライオン(株)研究所、JICA青年海外協力隊、日本ケロッグ広報室長などを経て、誕生日に発生した 東日本大震災の支援活動を機に独立、2014年までフードバンクの広報室長。東京大学大学院農学生命科学研究科農学国際専攻修士課程で 社会人大学院生としてフードバンクの評価指標に関する論文を執筆、2015年3月修了。
これまでの講演回数は270回、メディア登場回数は133回。著書に『一生太らない生き方』(ぴあ2014年)他。 NHK「おはよう日本」「週刊ニュース深読み」「あさイチ」「newsWatch9」「特報首都圏」NHKラジオ深夜便、テレビ東京「ガイアの夜明け」等、多数。

語り手

髙橋 宏通 氏(パルシステム生活協同組合連合会 事業広報部 部長)
大石 光紀 氏(福井県安全環境部 循環社会推進課)
谷田辺 陽介 氏(東京都墨田区役所 区民活動推進部 環境担当 環境保全課)

ファシリテーターからのメッセージ

2014年、長野県で開催された食育推進全国大会で、農林水産省ブースの隣で出展させて頂きました。 食品ロス〇☓クイズで「食品ロスの80%は企業が出している」という質問を出したところ、8〜9割の来場者の方が「〇」と答えました。答えは「☓」です。

企業から300〜400万トンの食品ロスが発生する一方、家庭からも200〜400万トンの食品ロスが出ています。我々誰もが、食品を購買して消費する「消費者」です。 企業は消費者に対し、新鮮で安全な食品を届けるために尽力しています。

食品ロスは、社会全体(企業と家庭)で一人ひとりが当事者意識を持ち解決すべき社会的課題です。

事業者・自治体・家庭などそれぞれの立場で、今、始められることから取り組んでいきましょう。

テーマ4食育で育む「管理栄養士」の専門性~食育と管理栄養士の可能性 ~

内容

食育の多様な可能性や視点に気づき、共有することを目的とした交流セッションです。

語り手からそれぞれの現場の課題を提供してもらい、参加者と意見交換を行います。

後半は、グループワークでそれぞれが抱える「もやもや」を共有化し、解決の糸口をディスカッションし発表します。

参加対象者

管理栄養士及び管理栄養士を目指す学生。食や健康に関連する業務についている方。

ファシリテーター

藤田 誠一 氏

藤田 誠一 氏
(一般社団法人 すこやか食育エコワーク 理事長)

2015年2月までオリジン東秀株式会社に勤務。CSR活動の一環としての食育活動を多くの自治体や企業と連携し実践。 地域社会における企業の社会貢献についてのモデルづくりをおこなう。
2015年4月より一般社団法人すこやか食育エコワーク 理事長。食育活動や地域の健康づくりに貢献する活動を展開中。
法政大学大学院 公共政策研究科 博士後期課程 在籍。研究テーマは食育政策。
専門社会調査士、環境プランナー。

語り手

長澤 伸江 氏(十文字学園女子大学 教授)
新村 眞由美 氏(東京聖栄大学 准教授)
鹿島 日布美 氏(キッチンの科学プロジェクト 共同代表、管理栄養士)

ファシリテーターからのメッセージ

「食育」について、「管理栄養士」について、「もやもや」していることはありませんか?

このセッションでは、それぞれが抱えている「もやもや」を共有し、その先にある「何か」を見つけ出すきっかけになればと思っています。

テーマ5協働で進める地域の食育~トマト大好き笑顔をはぐくむ「すみだ農園」~

内容

地域に根差した「墨田区食育推進計画」を考えるため実施した区民ワークショップ。

その中で「食で人を育むひとチーム」が提案したのが、「すみだ農園」です。

区民の提案したアイデアが形となり、農地が全くない墨田区の小さな“トマト畑”で、住民、企業、小売店、大学、行政の協働による活動が3年目となりました。

この「すみだ農園」がどのように育まれ、なぜ継続できたのでしょうか。

すみだ版ワークショップを体験して、その理由を一緒に探ってみませんか?

参加対象者

地域で食農体験活動を行っている方又はこれから活動したいと考えている方。
食育推進計画の策定に携わる自治体職員など。

ファシリテーター

宮本 禎子 氏

宮本 禎子 氏
(墨田区保健所 向島保健センター 管理栄養士)

墨田区保健所 向島保健センター 管理栄養士。
病院栄養士を経て1989年墨田区入庁。
墨田区向島保健所、児童・保育課、保健計画課を経て、現職。

語り手

古井 和美 氏(すみだの食育の未来を考えるワークショップ「ひとチーム」)
八重田 裕一朗 氏 (フレンドリープラザ墨田児童会館 館長)
佐伯 信郎 氏(有限会社亀屋 代表取締役)
平田 慎吾 氏(有限会社三善豆腐工房 代表取締役)
鈴木 綾子 氏(カゴメ株式会社 東京支社 業務用営業部所属)
千葉 愛子 氏(千葉県立保健医療大学卒 栄養士)
【コメンテーター】
栗田 庄一 氏(一般社団法人農山漁村文化協会 監事)

ファシリテーターからのメッセージ

「すみだ農園」は、みんなが主役の食育活動です。このセッションも参加してくださったみなさまが主役となり、笑顔があふれる場となればいいなと思います。

テーマ6食でつなぐ地域のつながり~子ども達・お年寄りの食卓をみつめて~

内容

保育園、児童館、高齢者サロンやふれあい給食を利用する子ども達、お年寄りの中には、日頃の家庭での食事が心配な方もいらっしゃいます。 そんなちょっと気になる姿を共有し、地域ぐるみでどのように家庭を支えることができるのか、 どのようにつながっていくことができるのか、参加者で語り合う機会とします。

参加対象者

地域の支えあいに関心のある方、保育園、児童館、高齢者施設の職員など。

ファシリテーター

野原 健治 氏

野原 健治 氏
(東京都城東地区 地域福祉施設協議会)

社会福祉法人興望館 常務理事・館長。
52年生まれ。東京神学大学大学院修士課程修了。78年に社会福祉法人興望館地域活動部職員として就職。92年社会福祉法人興望館館長に就任、現在に至る。
墨田区子ども・子育て会議副会長、墨田区地域福祉計画推進協議会会長、墨田区要保護児童対策地域協議会実務者会議  乳幼児部会長、東京都城東地区地域福祉施設協議会 事務局長、墨田区社会福祉協議会理事、すみだボランティアセンター推進委員、墨田区立曳舟小学校運営委員。

語り手

野口 啓子 氏(フレンドリープラザ文花児童館 館長/東地協 会員)
山中 はる江 氏(菊川保育園 園長)
高橋 清江 氏(賛育会さんいくハイツ東墨田 職員)

ファシリテーターからのメッセージ

家庭の食卓から見えてくる、つながりの必要な子ども、お年寄りへの食を通じた家庭支援のあり方を、現場からの報告や問題提起を交えながら、食育を福祉の視点で考えます。

東京江戸博物館・葛飾北斎・スカイツリー・両国国技館

墨田区・第10 回食育推進全国大会すみだ実行委員会Copyright©Sumida City, All Rights Reserved.

ページトップへ